バイナリーオプションのよくある質問集
初心者の方からよくある質問
・そもそもバイナリーオプションとは、どんな取引なんですか??
バイナリーオプションとは、初心者でも始めやすい外国通貨取引の一種です。「外国通貨取引」と言うと、難しく聞こえてしまうかもしれませんが、実際は誰にでも簡単に出来るシンプルな投資方法であり今大人気の金融商品です。
バイナリーオプションは、英語で「Binary Option」といわれていて、通貨ペアや株価など、市場にある取引可能な銘柄のレートが今よりも高くなるか安くなるかを予想する投資商品です。
トランプの「ハイ&ロー」という遊びは知っている人も多いかもしれませんが、例えば場に出ている数字が「7」の場合、次にめくるトランプの数字が、この「7」よりも、大きな数字か、小さな数字かを当てるシンプルなゲームです。
バイナリーオプションを、このトランプのハイ&ローに例えると、トランプが【 通貨 】に変わっただけと思えば大丈夫です。通貨の値段が、今の値段よりも指定された時間の時、上がっているか(HIGH)下がっているか(LOW)を予想する取引方法です。
★要チェック★
上がるか下がるかを予想する取引方法ですが、 バイナリーオプション取引には大きく分けて3種類の取引方法があります。
● ハイローオプション一定時間後のレートが、上がっているか下がっているかを予想する取引方法です。
● ワンタッチオプション判定時間までの間に、一度でも決められたレートにタッチするか、しないかを予想する取引方法です。1度でもレートにタッチすれば、予想は的中とされ勝ちか負か確定します。
● レンジオプション判定時間までの間に、レートが一定のレンジ内で維持するか、しないかを予想する取引方法です。1度でもレートが指定されたレンジを超えてしまうと、予想は的中とされ勝ちか負か確定します。
自分に合った取引方法を見つける事が何よりも大切な事です。
・バイナリーオプションとFXの違いを分かりやすく教えてください。
Binary Option(バイナリーオプション)とFX(Foreign Exchange)の違いについて、それぞれの特徴をもとにご紹介します。
そもそもBO、FXって??
BO(バイナリーオプション)は為替金融商品のひとつで、その名のとおりオプション取引のひとつとして誕生しました。オプション取引とは、ある原資産に対して将来の価格で取引する権利を売買することです。もともとは買い・売りによって利幅が発生していましたが、現在のBOはオプションの購入時点で損益額が確定されるのが一般的です。一定期間後にレートが上がっているか・下がっているかを予想する取引として定着しています。
対してFX(外国為替証拠金取引)は、外国通貨を売買した差益を目的とする取引です。例えば、1ドル100円のときに両替し(買い)、1ドル120円になったときに両替することで(売り)、その差額(この場合は20円)の利益を得ることができます。レートの変動を利用して利益を出すため、変動の大きさによって利幅がでるのが特徴です。
BOとFXの違い
BOとFXの主な違いと比較ポイントは以下のとおりです。
- ・取引が終わるタイミング
- BO:一定期間後に満期がある。
FX:自分で決済をするまで続く。(自動決済システムのテイクプロフィット/ストップロス含む) - ・損益額が分かるタイミング
- BO:取引前に損益の最大額が分かる。(購入額以上の損失が無く、ペイアウト倍率をこえる利益も無い)
FX:値幅によって損益も変動するため、決済するまで確定されない。(大損・大勝が起こる) - ・取引環境
- BO:主にブラウザ
FX:主にMT4/MT5のようなチャートソフト
上記のように、バイナリーオプションは「取引時間が短く、損益の予想(リスクの管理)をしやすい」、FXは「自分の好きなタイミングで終わらせることができ、取引を開始してから損益が調整できる」のが特徴です。
一概に言えることではありませんが、1回1回の取引を手短に終わらせたい方はBO、より長期的にじっくりと取引したい方はFXが合っていると思います。(BOにも長期取引があり、FXでも短期決済を目指す取引方法があります)
・海外業者を利用したいと思っているんですが、日本語サポートをしてくれる業者はどこですか??
日本語サポートをしてくれる業者の一覧はこちらです。
●ハイローオーストラリア
●ザ・オプション
●オプテック
●VIPオプション
●トレードラッシュ
です。海外の業者でありながら、日本人向けのサポートを迅速に行ってくれる業者がほとんどです。
海外の業者を利用するにあたって、1番不安に感じる部分は言語の違いです。英語の得意不得意もありますし、本当に困ったときに誰にどのように頼ったらいいのかわからないと不安が大きいですよね。でも大丈夫です。今、海外のバイナリーオプション業者は日本語サポートはかなり充実していると言えます。
日本語で対応してくれるサポートは、サイトの日本語表示、システム、メール、電話、チャットなどがあります。
● サイトの日本語表示
ほとんどの海外バイナリーオプション業者の公式サイトは、日本語対応になっています。万が一英語表記でサイトが表示されても、言語の切り替えボタンなどがサイトの上部か下部にあるので、そこを Japanese(日本語)やJapan(日本)に切り替えるだけで、サイトが日本語表示されます。
● システム
基本的にバイナリーオプションは、サイト上で行うため、日本語表記に切り替えられるので問題はありません。
● メール・電話・チャット
日本人スタッフ・もしくは日本語が得意なスタッフがいるため、日本語での案内・メール・説明など親切に対応してくれます。
これだけのサポートを業者スタッフさんが親切に対応してくれるので、海外業者でも安心してバイナリーオプション取引をすることが出来ます。
・バイナリーオプションで得た利益って税金がかかるんですか??
バイナリーオプションで得た利益は所得として扱われるため、税金がかかります。確定申告の際に慌てず提出できるよう、月ごとで損益をつけていくようにしましょう。
気をつけなければならないのは、国内のFX業者やバイナリー業者で取引した場合と、海外の業者で取引した場合では税金のかかり方が違うということです。
国内業者で取引した場合は…
国内で取引する場合、税金の区分は雑所得となります。課税方式は申告分離課税、税率は平成49年までは復興特別所得税の2.1%が加わり合算で20.315%となります。
所得税(15%)+住民税(5%)+復興特別所得税(15%×2.1%)=20.315%
申告分離課税の計算方法
・取引で得た利益 × 課税率(20.315%) = (A)・所得の合計(取引で得た利益を除く) × 所得に対する課税率 - 所得に対する控除額 = (B)・(A) + (B) = 合計の課税額
また、FX・バイナリーオプションには必要経費が認められていますので、取引をするために購入したPCや回線費用、書籍などのレシートや購入した履歴は残しておきましょう。ただしPCなどをほかの目的にも使ってしまった場合は、必要経費として認められない可能性があります。
取引で得た利益が20万円以上に限り、上記の計算式で課税されますが、これに達していない場合や損をしている場合でも、計上していた方が後々お得になります。これは損益を3年間繰り越せるためです。
例えば、今年5万円の損益があったとして、来年23万円の利益を出した場合、2年間の合算で18万円となるため、課税対象にはなりません。
参考:国税庁 先物取引に係る雑所得等の課税の特例(https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1522.htm)
海外業者で取引した場合は…
海外のバイナリーオプション業者で取引をする場合は総合課税となり、取引で得た利益をほかの所得と合計して控除額を引いたものに課税する形となります。 合計所得により課税額が変わる仕組みです。
海外取引の所得別課税額
195万円以下: 5%(控除額 0円)
195万円超 〜 330万円以下: 10%(控除額 97,500円)
330万円超 〜 695万円以下: 20%(控除額 427,500円)
695万円超 〜 900万円以下: 23%(控除額 636,000円)
900万円超 〜 1800万円以下: 33%(控除額 1,536,000円)
1800万円超: 40%(控除額 2,796,000円)
4000万円超: 45%(控除額 4,796,000円)
参考:国税庁 所得税の税率(http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/2260.htm)
・休日(祝日・土日)にバイナリーオプション取引ができる業者はありますか??
土日に取引ができるかどうかは、業者が取り扱っているチャートによって異なります。つまり土日に動いている銘柄・レートが表示されている業者であれば、取引できます。
少し詳しい方であれば、「外国為替市場って土日は閉まってるんじゃないの?」という疑問が浮かんできますね。外国為替市場はその国の祝日に合わせてクローズされ、取引が行われなくなります。しかし月曜日~金曜日であればどこかの市場で取引が行われているので、どの銘柄でもレートは動いています。土日は世界共通の休日なので、市場が止まりレートも動かなくなります。
では、土日にバイナリーオプションはできないの?というと、そうではありません。実は土日でも動いているレートが存在します。
・バイナリーオプションだけで生活・生計を立てることは可能ですか??
バイナリーオプション(BO)だけで生活する・生計を立てることはできるのか?これからBOを始める方には気になるポイントですね。今回はBOをどのように生活に取り入れるか、という点について考えてみましょう。
BOを専業とする場合は…
BOだけで生活するということは、生活費すべてを稼ぎ出すということです。BOは勝ち負けのあるものなので、収入が大きいときもあれば、少ない場合もあります。ひょっとすると0の場合も考えられるし、連敗すればマイナスとなってしまう可能性もあります。つまり収入は非常に不安定ということです。
感覚的には、漁師や農家に近いかもしれません。大漁のときもあれば、嵐で漁にでられないこともあります。豊作の年もあれば、気候のせいで作物がすべてダメになってしまう可能性もあるでしょう。それでもそういった職業で生活している方々は、きちんとした下地があるものです。それは貯金であったり給付金であったりとさまざまですが、収入が無い場合に備えていなければ、生活は破たんしてしまうでしょう。
バイナリーオプションを収入源とした場合でも同様です。負け続けた場合に備えて、別の収入源を確保しておくか、十分な貯金をしておくべきです。
BOをサイドビジネス・副収入と捉える場合は…
BOを副業として考える場合、つまり他に生活をまかなえる収入源を持ちつつ、余ったお金を取引に使うというパターンです。筆者個人としては、こちらが断然おすすめです。
上のグラフは支出割合の一例です。BOやFXなどを行わない場合の支出を、生活費(食費、家賃、電気代など)を70%、娯楽・趣味に使うお金を20%、貯金を10%程度の割合と仮定します。
一方BOやFXをとりいれた支出の場合、生活費70%、娯楽・趣味に10%、BOなどの取引に10%、貯金に10%としています。これらの割合をどの程度の配分にするかはひとそれぞれですが、おおよそこのくらいが基準になると思います。
ポイントとしては、BOは明確に支出と考えることです。たしかにBO・FX・株式といった取引は勝てば収入になるのですが、負けた場合は0です。(FXや株式は、場合によってはマイナスになることも)もし生活費を削って0になってしまった場合、生活ができなくなってしまいます。BOやFXに使う資金は、なくなっても問題が無いお金をまわすようにしましょう。もし取引に勝って余剰資金ができたら、そのお金をどう使うかはあなたの自由です!
・バイナリーオプションで本当に危険なのは取引?それとも業者??
特に海外のバイナリーオプションで消えることなくついて回る問題、危険性。当サイトが開設された当初からさまざまな問題を目にしてきました。本記事では、バイナリーオプションでよく話題にされる危険性について、大きく3つの問題に分けてご紹介します。
テクニカル分析・攻略法のよくある質問
・FXや株でよく見るテクニカル分析ってバイナリーオプションでも有効ですか??
もちろん有効です。バイナリーオプションは、短期で30秒~数分後、長期は数分~1日後の相場を予想するものです。
相場の予想とは思った以上に難しいもの。その助けとなるのが、テクニカル分析なのです。
テクニカル分析ってなに??
テクニカル分析とは、テクニカル指標を使って相場の状況を調べることです。今レートは上がりやすいのか、下がりやすいのか?さまざまなツールを使って調べることができます。
未来を正確に予測することは不可能ですが、現状と傾向を知ることで、勝率アップにつなげることができます!
テクニカル分析は、メタトレーダーのようなチャートソフトを使うのが一般的です。こちらの画像はMT4(エムティーフォー)の画面で、ボリンジャーバンドとMACD(マックディ)を表示させています。
チャートソフトは有料のものもありますが、分析に使うにはメタトレーダーのような無料ソフトで十分です。
バイナリーオプションの業者によっては、テクニカルチャートを配信しているところもあります。(例:オプションビットの高機能チャート)
メタトレーダーなどのソフトをダウンロードするのが面倒だという方は、業者が配信しているチャートを使うのもいいと思います。業者のものはバイナリーオプションで使うために用意してあるので、性能としても問題ありません。
・バイナリーオプションのロジック(戦略)とはなんですか??
バイナリーオプションにおけるロジック(戦略)と考え方についてご紹介します。
ロジックとは何か…?
ロジックとは「論理」という意味ですが、「理由」「理屈」といった意味でも使われる言葉です。バイナリーオプションにおいては、「どういった取引をするか」という戦略・購入の目安・勝ち方のような意味合いをもちます。(ツールや攻略法自体を指す場合もあります)
ロジックを持たない取引とは…?
BOにおいて、自分なりの勝ち方や購入の目安を決めておくことは非常に重要です。それは、バイナリーオプションは運任せに取引をしても損をするだけだからです。
BOのルールを再確認してみましょう。ペイアウト倍率はだいたい1.8倍くらいが標準的です。BOは基本的に上下のどちらかを当てるものなので、勝率は50%とします。(相場の傾向や経済指標などは含みません)
(例)1000円で10回の取引を行い、勝率50%の場合
1,000円(購入金額)×1.8(ペイアウト倍率)×5(勝った取引回数)=9,000円(ペイアウト額)
9,000円(ペイアウト額)-10,000円(総取引額)=-1,000円
このように単純計算しても、50%の勝率では10回の取引を行うごとに1,000円ずつ損をしていくことになります。これでは利益を上げるどころではありません。明確なロジックがなければ、勝ち続けることはできないでしょう。
自分なりのロジックを持つこと
BOで勝率を上げるための方法として、さまざまな攻略法が考えられています。本記事では、実際にどうすれば1回1回の取引に勝てるかといった攻略法には触れませんが、実際にどういった方法で取引をするかは、個人の好みやクセにもよります。じっくりとチャートを分析したい人もいれば、経済指標のようなファンダメンタルズを好む人もいます。
どういった勝ち方を選ぶかはひとそれぞれですが、自分なりに決めた攻略法をもつことは、レートや購入タイミングを選ぶ基準にもなります。それこそがBOのロジック(戦略)なのです。取引に対する明確な基準や勝ち方を持っていれば、取引に迷うことも無く、余計なポジション購入をすることもなくなります。自分なりのロジックをもつことは、損をする取引を減らし、勝てる取引を見極める基準になるのです。
・ゴールデンクロスとデッドクロスの違いをわかりやすく教えて下さい。
ゴールデンクロスとは、相場が上昇トレンドへ変わりやすく、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から突き抜けたときに重なる点のことです。
逆にデッドクロスとは、移動平均線やMACDなどで利用され、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下抜くときの点ことです。
★要チェック★
覚えておきたい相場の傾向
相場が上昇トレンドにあっても、一直線を描いて急激にぐんぐん上がるケースはごく稀といえるでしょう。
波を描くように、上昇の間に下落を何度も繰り返し、結果的に切り上げていくというのが一般的な上昇トレンドの傾向です。同じように、下降トレンドの場合も、小刻みな波を繰り返しながら、結果的に高値が少しずつ切り下がっていきます。
そこで、大事になってくるのが、トレンドラインです。
トレンドラインを、陰線の安値と安値を一直線で結びます。その線が右肩上がりだと上昇トレンド。逆に下がっていると下降トレンドだと言えます。
トレンドラインを自分なりに分かりやすく引くことで、ゴールデンクロスを見つけやすくなります。並んだローソク足が上昇トレンドか、下降トレンドかを知ることが大切です。
ゴールデンクロスとデッドクロスの話から少しソレてしまいましたが。ゴールデンクロスとデッドクロスを見ながら、トレンドもチェックしていくと、自分なりの攻略法が見つけられるので、オススメです。
・移動平均線の重要度をわかりやすく教えて下さい。
移動平均線単体でもトレンドの方向性を見るのにとても優れていて、他のトレンド系のテクニカル指標に組み込まれていることも多いFXや株では最も基本的で特に重要な指標のひとつです。
一般的には移動平均線というと、短期移動平均線と長期移動平均線の2本の線によって表されます。
【短期移動平均線…週足では過去26週、日足では25日、日中足では4時間の平均を表した折れ線グラフ】【長期移動平均線…週足では過去13週、日足では5日、日中足では1時間の平均を表した折れ線グラフ】実際には下のような図で表示されます。
※画像はGMOクリック証券のプラチナチャートで見る単純移動平均線
黄色で表されているのが5日移動平均線、黄緑が25日移動平均線となります。
黄緑で表示されている長期移動平均線を見るだけでも、トレンドを表していてこれを見るだけで今後相場が上向くか下向くかを予想することができます。また、足(ローソク足でもライン足でも)が長期移動平均線より上にあれば買い有利、下にあれば売り有利とも判断できます。
さらに2つの線を利用して売買の目安(売買シグナル)とすることもあり、短期移動平均線が長期移動平均線を下から上へ突き抜けることをゴールデンクロス、逆に上から下へ突き抜けることとデッドクロスと言います。ゴールデンクロスとは上昇トレンドの目安とされ買いのタイミング、デッドクロスは下降トレンドの目安とされ売りのタイミングとなります。
★要チェック★
このようにたった2本の線ですが、古くから利用され今では世界中で愛用されているテクニカル指標の一つです。これがなければ発明されなかった指標もいくつもあるので、株式市場や為替市場にはなくてはならない重要な指標と言えます。