今回は、トレンドラインについてです。
トレンドラインは、普通のインジケータと違い、自分でチャート上に引くラインの事です。
人によっては、トレンドラインの引き方は違いますので、引いても機能するラインと、機能しないラインがあります。ですのでトレンドラインだけを使って、かなり稼いでる方もいますし、線の引き方がいまいちであまり勝てない人もいます。
下落相場でのトレンドラインの引き方は、下落相場では、ロウソク足の高値と高値を結びます。
上のチャートは、2017年1月6日18時頃のEUR/USDです、5分足チャートです、赤のラインのように、高値のヒゲとヒゲを結びます。
そして、このトレンドラインを下落トレンドのレジスタンスラインとして捉え、ローソク足がトレンドライン付近まで上昇してきた時に、上抜けしなければ(Low)でエントリーします。もし、このトレンドラインをローソク足が上抜けした場合は、下落トレンドの終わりの合図かもしれません。その際は、逆張りの準備をしましょう!!
基本的に私は逆張りしか狙っていません。
画面右側の緑色のロウソク足がトレンドラインを突き抜けているところに注目してください。エントリーするのはまだです。突き抜けたら次のロウソク足が重要です。
長いひげを伸ばし、しかも完全にトレンドラインを超えましたので、HIGHでエントリーです。上昇相場でのトレンドラインの引き方は単純に下降相場の反対で、上昇相場では、安値と安値を結びます。
トレンドラインは、かなり使えます。
本当に、トレンドラインなんかで勝てるようになる??と思っている方もたくさんいると思いますが、このご時世ネットが発達し、チャートを出せばすぐにかなりの分析ツールを使う事が出き、とても便利な環境で私たちはトレードできていますが、ひと昔前は、紙にチャートを書き、ラインを自分で引いて分析していたので、ベテランのトレーダーの方は、トレンドラインで分析するのが好きな方も多いです。今も紙に自分でチャートを書かれている方も大勢います。それだけ、トレンドラインは使えるという事です!!
一番いいラインを自分で引くために!!
トレンドラインの引き方が分からないので教えてくださいという方が結構いてますが、そう言う方にアドバイスは、とにかく量です。とりあえず試行錯誤しながら何本も引くことが大事です。そして、新しいラインを引き直したとしても、過去のラインを消さないこと。
2点のロウソク足の高値、安値を結び、しっかりとそのトレンドラインに沿って上昇もしくは下降してくれるには理想ですが、なかなかしっくりくるラインが引けない事は、プロでもありますし、その時は何本ものラインを書き直します。これを繰り返していると、引き方のコツが分かったり、しっくりとしたラインが引けるようになったりしてくるとおもいますので、是非使いこなせるようになってください。
皆さんもたくさん実際にラインを引いて、トレンドラインを使ってみて下さい!!